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着床しない原因?!慢性的子宮内膜炎とは?

慢性的子宮内膜炎とは

着床障害の原因とされる慢性的子宮内膜炎(Chronic endometritis)についてまとめました
「慢性的子宮内膜炎」は、体外受精や顕微受精で着床失敗の繰り返す着床障害の原因の1つとして考えられていますが、正確な診断基準は定まっていないため医療機関や医師により異なる診断・治療方針になります。

「慢性子宮内膜炎と不妊・不育の関係」を重視する医療機関、少しの慢性子宮内膜炎ならば治療よりも移植を優先させる医療機関とさまざまです。



妊活インフォでは、何度も着床せず悩んでいる方はぜひ知っておきたいことだと考え、国内外の医療機関でのネットでの主張や実際に患者として医師に質問したことなどをまとめました。

以上のことをご留意の上、この記事をお読みください。

慢性的子宮内膜炎とは?

慢性的子宮内膜炎って何?

子宮内膜が炎症を起こしているの?

そうです。子宮内膜が炎症を起こしているのが子宮内膜炎です。
子宮内膜炎には急性子宮内膜炎と慢性子宮内膜炎があり、急性子宮内膜炎は生理で剥がれる内方部分の子宮内膜の炎症なので、月経時の内膜の剥奪により治る事も多いのですが、慢性の場合は内膜を支える深い基底層まで炎症が及んでいるため自然治癒は望めないと考えられます。

子宮内膜の深いところまで炎症が起きてるなんて、妊活に影響しないの?

良好な胚を数回移植しても着床しない場合に、慢性子宮内膜炎の検査を行う医療機関が多いです。「慢性的子宮内膜炎」は、体外受精や顕微受精で着床失敗の繰り返す着床障害の原因の1つとして考えられています。

不妊患者における慢性子宮内膜炎の割合

他の病気との関連:子宮摘出手術を受けた患者の10〜11%が慢性子宮内膜炎を患っていた

米国政府の公式ウェブサイト「https://www.ncbi.nlm.nih.gov」によると、

婦人科疾患のために子宮摘出術を受けた患者の生体を生体組織診断したところ、慢性子宮内膜炎の有病率が約 10% から 11% であることが研究結果によりわかりました。(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5234283/より一部抜粋)

慢性的子宮内膜炎の症状は?

慢性子宮内膜炎 は一般に無症性であるか、異常な子宮出血、骨盤痛、白帯下などの漠然とした症状があります。自覚症状がないこともあるため、一般の婦人科で発覚することは少ないです。

猫博士

無症状という方も少なくなく、検査を受けて慢性的子宮内膜炎と分かった人がほとんどです。

慢性的子宮内膜炎を検査するタイミングは?

医療機関により異なりますが、生殖医療で数回の胚移植を受けても着床しない場合に検査して発覚することも多いです。

慢性子宮内膜炎と不妊・不育の関係性は?

何度か体外受精・顕微受精で良好胚を移植し着床に失敗しても、慢性子宮内膜炎の検査を実施・治療のタイミングは医療機関によりさまざまなようです。抗生剤の乱用防止の観点からも治療を強く推奨しない方針の医療機関もあります。

この記事をまとめるに当たり、米国政府の公式ウェブサイト()を大変参考にさせていただきました。

ちなみに日本の

当院で子宮鏡をルーチンに行ってから2年間がたちましたが、施行症例の着床不全症例の50%には何らかの所見が確認されました。また抗生剤の投与で改善する例も多いので、慢性子宮内膜炎の診断と治療はこれから着床障害での治療のポイントになると思われます。

ソフィアレディースクリニック:https://sophia-lc.jp/column/%E6%85%A2%E6%80%A7%E5%AD%90%E5%AE%AE%E5%86%85%E8%86%9C%E7%82%8E%EF%BC%88ce%E3%81%A8%E3%81%AF%EF%BC%9F

体外受精 (IVF) サイクルを受けた不妊女性の 15% に慢性子宮内膜炎が認められた

慢性子宮内膜炎 の有病率は再発性着床不全 (RIF) 患者で 42% と高かったと報告しています。

3 回以上の反復流産 (RPL) の過去の病歴を持つ女性の 57.8% における子宮鏡検査に関する 慢性子宮内膜炎所見があった。

反復着床不全(または RPL 患者の最近の前向き研究によると、反復着床不全(RIF:Repeated implantation failure) 群の CE 有病率は 14% (43 人中 6 人) で、RPL 群では 27% (51 人中 14 人) [ 9]。これらの結果を考慮すると、慢性子宮内膜炎 は生殖補助医療 (ART) のコンテキストで無視してはならない婦人科疾患である可能性があります。

この研究では、2016 年 1 月の時点で PubMed に掲載された、慢性子宮内膜炎 と RPL、RIF、その他の生殖転帰などの不妊関連の状態との関係に関する文献をレビューしました。

慢性子宮内膜炎の妊娠率と出産率は?

慢性子宮内膜炎の原因は?

原因は多岐にわたり、細菌感染や、免疫的原因が考えられています

出産や子宮手術

慢性子宮内膜炎の診断方法は?

子宮鏡検査

子宮腔の中に直径3ミリの細い内視鏡を挿入し子宮の内面を見る
 子宮内膜の発赤や浮腫状の肥厚 マイクロポリープの有無
 異常な部位があれば組織生検し 形質細胞というリンパ球浸潤があるかで
 慢性子宮内膜炎かを診断

子宮内腔細菌培養検査 

感染の原因菌の検出
 腸球菌、大腸菌、連鎖球菌、ウレアプラズマ、マイプラズマ、ブドウ球菌など

子宮内膜組織検査(CD138免疫組織染色):自費

子宮内膜組織を生検し免疫染色という方法により
 特異的マーカーの陽性細胞を検出する(自費)

慢性子宮内膜炎の診断基準は?

猫博士

慢性子宮内膜炎の診断基準はさまざまで、絶対的な基準は確立されていません。

いくつかの検査を総合的に診断していくことになり、医師・クリニックにより見解が分かれます。

慢性子宮内膜炎の診断方法は医療機関により異なります。

「20視野5個以上を陽性とする」

慢性子宮内膜炎は治るの?

子宮内膜炎には急性子宮内膜炎と慢性子宮内膜炎があり、急性子宮内膜炎は生理で剥がれる内方部分の子宮内膜の炎症ですので、月経時の内膜の剥奪により治る事も多いのですが、慢性の場合は内膜を支える深い基底層まで炎症が及んでいるため自然治癒は望めないと考えられます。

また、一時的に治っても再発しないとは限らないため妊活前に検査するという方針の医療機関が多いようです。

治療は抗生剤の使用がメインになります

検査で原因菌を特定し、その菌に有効な抗生物質を服用することで、治療します。
又、子宮内膜の血管を新しく出したり、増殖したりするのを助ける為、女性ホルモンの
エストロゲン投与をする事もあります。

慢性子宮内膜炎におすすめのサプリメント

☆乳酸菌入りの整腸剤も摂取しましょう
子宮内膜の乳酸菌レベルの変化が不妊の一因となっているのがわかってきました。
腸内フローラを整える活動=腸活をしましょう。


“第二の脳”と言われるほど健康と深い関係。腸内環境が乱れると、腸の抵抗力が落ち、
病原性細菌の侵入増殖、免疫力低下などを起こします。善玉菌の乳酸菌は主に小腸に住み
着き炭水化物などの糖を消費して、主に乳酸を作ります。そして腸内に住む細菌のバランスを整えます。腸活すると、子宮内の細菌環境も整い、着床、妊娠率の向上が望めます。 

着床に必要なビタミンD

卵子の成熟、着床率の向上、習慣性流産リスクの低減、妊娠に有利な免疫力アップ

 ビタミンDは一部の食品にしか含まれません。市販のサプリメントを利用しましょう。
栄養素は助け合いながら働いているので、ビタミン・ミネラルなど合わせてバランスよく摂取しましょう。

この記事の参考サイト

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